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水子の法要

水子の法要

いのちを失った悲しみ・不安に寄り添い、乗り越えて参りましょう。
水子とは出産後あまり日のたたない子。流産した胎児をいいます。

授かったいのちを失った悲しみと不安は想像するに余りあります。
そんな気持ちをしっかりと受けとめごいっしょに法要します。

瑞林寺で行う「水子の法要」は余宗で行ういわゆる「水子供養」ではありません。
水子の霊の浄霊とか自分の犯した「罪」のお祓いをすることでは決してありません。

だいたい我が子を浄霊するとかお祓いをすること自体、
我らが信ずるところにおよばない魔障の行為と言わねばならぬ事です。
無責任な自分の慰めにしかならない、いよいよ赤ちゃんの命を
愚弄している姿ではないでしょうか?

恨んでいるのではないかとか、祟ってくるのではないかとかは
人間の勝手な判断にすぎないのです。

生まれてこなかった、もしくは生まれてくることができなかった赤ちゃんの命にも
願いがあります。
その本当の願いを真摯に受け止め生きていくことが大切なのです。
その願いを知るには仏法を聴聞するしかありません。
赤ちゃんの命は私たちに仏縁を結んで下さった大切な命なのです。

法要には、赤ちゃんの形見になるもの(エコー写真やおもちゃなど)をご持参ください。

法要はごいっしょにお正信偈を唱和します。
お正信偈は親鸞聖人が阿弥陀如来のお心を表したいのちの歌です。
お正信偈の唱和の後、住職の「いのちのお話し」があります。

お母さんの不安と悲しみに区切りをつけて生きる元気を取り戻して頂ければ幸いです。

本当に大切な事は、法要後の生活習慣(態度)です。

お仏壇のないご家庭には、三つ折りの本尊をお譲り致します。
いつでも手を合わせられる場所に置いて、毎日ご飯〈御仏飯〉とお正信偈の唱和をお願いします。 (お正信偈のCDをお渡ししますので練習してください)

お花は生花で定期的にお変え下さい。ご本尊様に手を合わすこと、そしてお正信偈をおつとめすることは、赤ちゃんの命を通して、私の日々の生活を見直す事の大切さを教えていただきます。

※水子の法要は、必ず事前に予約が必要です。
(メールにてお申し込みください)

 予約は、お問い合わせページ よりお申し込みいただけます。

ご持参品

  1. お数珠
  2. なくしたいのちへの手紙
  3. 「お布施」と上書きした黄色い水引か封筒にお包みください。(目安は二~三万円くらい)
  4. あればエコー写真等
  5. 気持ちでお花とお供物(お菓子や果物)おもちゃ等。

水子の法要と言っても内容は十人十色

その方に最も適切な法要こそが大事です。

とりあえず、水子の法要をしてくれるのなら何でもいいと瑞林寺では考えておりません。
あなたに最もふさわしい手当てをしてこそ本当の水子の法要です。

  • 待望の赤ちゃんを身ごもったけれども、身体的条件などによって出産に至らなかった、どうしてよいか分からずとっても不安。
  • 待望した訳ではなかったけれども、身ごもってしまい状況的に出産が許されず、後悔と自責の念にかられていて、供養しないと後々幸せになれないんじゃないかと心配。
  • 身ごもったのに出産できなかったことを、誰にも言えず一人で苦しんでいる。辛い。

あなたは、どのタイプですか?とにかくご一緒に乗り越えて参りましょう。
もちろん、これら以外にも、いろいろなケースの方がいらっしゃいます。

瑞林寺では、そんな皆さんに「失くしたいのち」に対してのお手紙を書いて頂いています。

手紙の中身は、決して長く書く必要はなく、あなたが水子の法要をしたいと思った気持ちを素直に書いて下されば結構です。

「失くしたいのち」と同様に本当に目を向けなければならないのは、実はそんなあなたの心なのです。
しっかりと仏さまに引き受けて頂いて、あなたも失くしたいのちを新たな生きる勇気と力として頂きましょう。


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